こんにちじは、はじめです。
人間関係で悩んでしまうこと、誰にでもありますよね。
職場での些細なひと言、SNSでのリアクション、友人からの距離感…。
「私、何か悪いことしたかな?」「なんであの人はいつも冷たいんだろう?」と、つい考え込んでしまう日もあるかもしれません。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
もしかすると、その悩みは「たった10%の人」のことだけを気にしすぎているのかもしれません。
この記事では、そんな悩みをラクにする「1:2:7の法則」という考え方をご紹介します。
『1:2:7の法則』ってなに?
この法則は、人間関係における「他人の評価や感情」をシンプルに3つの割合で表したものです。
具体的には…
- 10%の人は、あなたを嫌う
- 20%の人は、あなたを好いてくれる
- 70%の人は、あなたに関心がない
この法則が示すのは、どんなに良い人でも、全員から好かれるのは不可能だということ。
つまり、「嫌われた」という事実だけで、自分に非があると感じる必要はないのです。

「10%の人」の声に心を支配されないで
私たちはどうしても、ネガティブな評価に敏感です。
10人中1人でも自分を否定する人がいると、その人の言葉が頭から離れず、他の9人の好意がかすんでしまう。そんな経験はありませんか?
でも、それってとてももったいないこと。
たった10%のネガティブな人の言葉に、あなたの価値を左右される必要はありません。
むしろ、「ああ、私は今“10%のゾーン”の誰かと関わっているだけなんだ」と受け流してしまっていいのです。
無関心な「70%」に振り回されないで
あなたのことを好いてくれる人が20%いる一方で、70%の人は中立的か無関心です。
これは決して冷たいという意味ではなく、「よくも悪くもそこまで気にしていない」ということ。
実際、人は自分のことで精一杯。
あなたの一言や態度をそこまで深く見ていないのです。
でも、私たちは時にその70%の「空気」に敏感になりすぎてしまいます。
「無視された気がする」「何か思われたかな」と思ってしまうのは、過剰な自意識が原因かもしれません。
70%の人たちは、あなたに何か言いたいわけでも、嫌っているわけでもありません。
それなら、必要以上に気に病まず、フラットな関係として受け止めたほうがずっとラクになります。
大切にするべきは「20%の味方」
1:2:7の法則でもっとも大事なのは、この20%の「あなたを好意的に見てくれている人たち」の存在です。
この人たちは、あなたの本質を理解し、困ったときに手を差し伸べてくれるかもしれません。
あなたが落ち込んでいるときに声をかけてくれる、さりげなくフォローしてくれる、そんな心の通った人たち。
人間関係に悩んだときは、この20%の存在を思い出してほしいのです。
彼らとのつながりを大切にすることが、あなたの人生の安心感や幸福感を大きく高めてくれます。

人間関係は「全員から好かれよう」としないほうがうまくいく
誰からも好かれたい、嫌われたくない——。
そんなふうに思うのは自然なことです。
でも、それは現実的にはとても難しいこと。
そして、無理にそれを目指すことで、あなた自身が疲れてしまうのなら本末転倒です。
「この人には嫌われても仕方ない」「この人とは合わない」と思えるようになると、人間関係は少しずつラクになっていきます。
それが「嫌われる勇気」ではなく、「割り切る知恵」だとぼくは思います。
まとめ:比率を知れば、人間関係はもっとラクになる
「人間関係に悩んでいるのは自分だけかも…」と思っていたら、それは間違いです。
誰もが、程度の差こそあれ同じようなことで悩んでいます。
でも、「1:2:7の法則」という考え方を知るだけで、「自分が悪いから嫌われたんじゃない」と気づける。
そして、少しずつ心がラクになります。
あなたを苦しめているのは、ほんの10%。
それよりも、あなたを好いてくれている20%の人に意識を向けてみませんか?
あわせて読みたい


