こんにちは、はじめです。
ブログやウェブサイトを運営していると、「自分のサイトってGoogleにきちんと登録(インデックス)されてるのかな?」と気になることはありませんか?
そんなときに役立つのが、Google検索の「site:」コマンドです。
これはサイトのインデックス状況やページの露出度を“誰でも無料で”チェックできる便利な検索演算子。
SEO対策やコンテンツ管理の現場でも、プロが日常的に使っている基本ツールの一つです。
この記事では、「site:」コマンドの使い方とその応用、そしてSEOにどう活かすかを初心者にもわかりやすく解説します。
「site:」コマンドとは?
「site:」は、Google検索で特定のサイトやURL配下だけに絞って検索結果を表示するための検索演算子(オペレーター)です。
例:
site:example.com
この検索をすると、Googleにインデックスされているexample.com
内のページが一覧で表示されます。
つまり、そのドメインの「公開済みで検索対象になっているページ」がどれだけあるかを確認できるというわけです。
基本の使い方と構文ルール
書き方の基本ルール:
- 「site:」のあとにスペースを入れない
- 対象は「ドメイン全体」「サブドメイン」「特定ディレクトリ」など細かく指定できる
主な使い方の例:
検索コマンド | 意味 |
---|---|
site:example.com | example.com全体のインデックス状況 |
site:blog.example.com | blogサブドメインだけを対象に検索 |
site:example.com/category/seo/ | SEOカテゴリの記事だけを調査 |
site:example.com/page-name.html | 特定の1ページがインデックスされているか調査 |
インデックス状況を調べる方法
サイト全体のインデックス数を把握
site:yourdomain.com
このコマンドで、Googleが認識・登録しているページ数の概算が表示されます。
たとえば、自分では100記事投稿しているつもりでも、検索結果に60ページしか出なければインデックス漏れの可能性あり。
個別ページの確認
site:yourdomain.com/your-article
→ 表示されればインデックス済み、表示されなければまだ登録されていない、またはnoindex指定などの問題がある可能性。
SEO・コンテンツ運営での活用法
「site:」コマンドは、単なる確認だけでなく、以下のように実務でも大いに活用できます。
インデックス漏れの早期発見
→ 更新したのに表示されないページは「site:URL」で確認!
重複コンテンツの洗い出し
→ 同じような記事タイトル・URLが複数ヒットしていないか?
タグページ・カテゴリページのチェック
→ site:yourdomain.com/tag/
などで不要なページがインデックスされていないかを確認
パフォーマンスが悪い記事の特定
→ 検索結果で古い記事が目立つなら、リライトの候補に
競合サイトの調査にも使える!
→ site:competitor.com
で、どんなページがGoogleに評価されているのかをチェック
応用テクニック|他の演算子と組み合わせて絞り込み
特定キーワードを含むページだけ表示
site:example.com SEO
→ example.com 内で「SEO」というキーワードを含むページのみを表示
inurl:と併用(URLに特定文字列を含むページ)
site:example.com inurl:blog
→ URLに「blog」が含まれているページのみを表示
複数条件のAND・OR検索も可能
site:example.com SEO OR 集客
→ SEOまたは集客というキーワードを含むページを表示
注意点と限界
- 表示されるページ数は“目安”です(特に100件以上は精度が落ちる)
- インデックスされていない=必ずしも問題ではない(noindex設定やrobots.txt除外などのケースも)
- 最新のクロール状況までは反映されていない可能性がある
- より正確なインデックス状況はGoogle Search Console(GSC)の利用が推奨されます

まとめ|「site:」はSEOとサイト運営の基本ツール
「site:」コマンドは、無料で使えて、即座にインデックス状況やコンテンツの露出を確認できる非常に便利なツールです。
- 定期的なインデックスチェック
- SEOの問題点の早期発見
- 競合調査にも使える
といった理由から、ブログ初心者にも中級者にも欠かせない検索演算子のひとつ。
とはいえ、より詳細な分析・修正を行うなら、Googleサーチコンソールとの併用がベストです。
ぜひ「site:」コマンドを活用して、あなたのサイト運営・SEO対策に役立ててください。