こんにちは、はじめです。
ブログで商品やサービスを紹介することで、収益化を図っている方も多いと思います。
でもちょっと待ってください──その広告、きちんと「広告」と明記していますか?
最近では「ステルスマーケティング(ステマ)」への規制が厳しくなり、広告であることを隠す行為は法律違反になるケースもあります。
さらに、広告と知らずに読んだ読者から「だまされた」と思われれば、ブログの信頼性も損なわれてしまいます。
今回は、読者に信頼されるブログを運営するために必要な「広告の正しい告知方法」について、初心者にもわかりやすく解説します。
なぜ「広告告知」が必要なのか?
読者の信頼を守るため
広告であることを明示しないと、読者は純粋なレビューだと誤解してしまうかもしれません。
その結果、「後で広告だったと知ってガッカリ」というケースも。
→ 誠実に告知することで、読者との信頼関係を守ることができます。
法律(景品表示法)への対応
2023年からは、広告・PRであることを隠す行為が「不当表示」にあたるとして、景品表示法違反の対象になりました。
企業から報酬や商品提供を受けているのに、その事実を記載しないと、ステマと判断される可能性があります。
→ 個人ブロガーでも規制対象になることがあるので要注意です。
長期的なブログ運営に不可欠
読者に誠実な運営を続けることが、長く愛されるブログへの第一歩。
一時的な収益よりも、読者からの信頼を積み重ねていくことが、結果的にブログの成長につながります。
どんなときに告知が必要?
以下のようなケースでは、広告である旨を明記する必要があります。
- 商品提供を受けてレビューした記事
- アフィリエイトリンクを含む記事
- 企業とタイアップしている記事
- 自社サービスの紹介だが、読者が広告と気づきにくい場合
→ 少しでも「報酬や対価」が発生している場合は、原則として告知が必要と考えておくと安心です。

告知文の書き方【例文あり】
記事の冒頭や目立つ場所に、以下のような文を入れておくと安心です。
アフィリエイト広告がある場合
※本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。リンクを経由して商品を購入されると、当サイトに報酬が発生することがあります。
商品提供を受けた場合
※この記事は、◯◯社から商品提供を受けて執筆しています。内容は筆者の感想に基づいています。
PRやタイアップ記事の場合
※この記事は◯◯社とのタイアップにより、PRとして掲載しています。
ポイント:
- フッターではなく「記事冒頭」に書くのが基本
- 小さすぎる文字や背景と同化する色はNG(視認性が重要)
- SNSに投稿する場合も、ハッシュタグ #PR #広告 をつけるなどの配慮が必要
読者は「誠実さ」を見ています
「広告だと書いたら、読者が引いてしまうのでは…」と心配になるかもしれません。
ですが実際は逆。誠実に伝えるほうが、読者から「信用できるブログだ」と思ってもらえるのです。
一度信頼を失ってしまうと、取り戻すのは大変です。
だからこそ、正しい告知を習慣にして、信頼される発信者を目指しましょう。
まとめ
- 広告やアフィリエイトを含む場合は、必ず告知する
- 景品表示法により、ステマは法律違反になる可能性もある
- 読者への誠実な姿勢が、信頼されるブログ運営につながる
過去の記事や投稿も見直して、必要な箇所に告知文が入っているか確認してみましょう。