こんにちは、はじめです。
「学校って、結局サラリーマンになるための訓練機関じゃないの?」
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
学生時代はあまり疑問にも思わなかったけれど、いざ社会に出てみると「本当にそうだったんだな…」と感じる場面に何度も出会いました。
今回は、学校教育に対してぼく自身が感じてきた違和感や、社会人になってから気づいた“教育の限界”についてお話ししたいと思います。
「お金・仕事・人生設計」を教わらなかった現実
学生時代、ぼくたちが学んだのは数学や英語、歴史など、いわゆる「受験科目」ばかり。
でも社会に出てから必要だったのは、次のような知識でした。
- 収入をどう管理するか(家計・税金・投資)
- 自分のキャリアをどう作るか
- 副業・起業など複数の働き方の選択肢
- 人間関係や交渉、メンタルの保ち方
こういった「生きる知恵」は、学校ではほとんど教わりませんでした。
それなのに、社会に出た瞬間から「自立して生きていけ」と言われるのです。
これは正直、無理じゃないかと思ったこともあります。
(2022年4月から高校で金融教育が始まりました)
「従順さ」が評価される教育
ぼくが感じたもう一つの違和感は、主体性よりも“従順さ”が求められることです。
- 指示通りに行動する
- 空気を読んで、波風立てない
- テストで“正解”を出すことが評価される
これらはまさに「組織の中で、上の指示に従う人材」を育てるための訓練のようにも見えます。
もちろん、協調性や規律も大切ですが、そればかりが求められすぎて、「自分の意見を持つ」「挑戦する」ことにブレーキがかかってしまっていたように思います。
社会は「考える力」を求めているのに…
いざ社会に出てみると、驚いたのは「言われたことだけやっていても評価されない」という現実です。
- 自分で課題を見つけて解決できる人
- 新しい価値を生み出せる人
- 情報を取捨選択して判断できる人
こういった「自分で考え、動ける人」が本当に必要とされているのです。
でも、学校では「間違えないこと」「人と違うことをしないこと」が刷り込まれていたため、最初はかなり戸惑いました。
「正解のない問い」にどう向き合えばいいのか、誰も教えてくれなかったからです。
教育の限界に気づいてから始めた「学び直し」
ぼくはこの違和感に気づいてから、自分で勉強し直すようになりました。
- お金の知識(資産形成・税金・副業)
- マーケティングやライティング
- 自己理解や心理学
- 時間の使い方やマインドセット
こういったことは、学校では教えてくれないけど、人生を豊かにするために重要な知識ばかりでした。

これからの時代、必要なのは「教育を疑う力」
AI時代に突入し、変化の激しい社会では、従来の“詰め込み型教育”では限界があります。
これから求められるのは、「知識」よりも「考える力」「選ぶ力」「行動する力」。
そのためには、まず自分が受けてきた教育に疑問を持つことが出発点です。
まとめ:教育に文句を言うのではなく、自分で選び直す時代へ
もちろん、学校教育にだって意味はあります。
読み書きや基礎学力がなければ、その先の学びも成り立ちません。
でも、それだけで「幸せに生きる力」が身につくかというと、答えはNOです。
社会に出てからの人生は長い。
だからこそ、「本当に学ぶべきことは何か?」を、自分の頭で考えることが大切なんだと思います。
学校教育にモヤモヤを感じている人は、あなた一人ではありません。
この記事が、あなた自身の学びや人生設計を見つめ直すきっかけになればうれしいです。